薩摩すもじの素
薩摩すもじの素
鹿児島独特のちらし寿司
鹿児島では、ちらし寿司のことを「すもじ」と呼びます。早掘りのたけのこが出る季節の郷土料理でもあり、春先のお祝い事などで作られてきた庶民の味。そういえば、ひなまつりなど笑顔が集うところには、ちらしずしがあったなぁとなつかしく思う人も多いかもしれません。
大皿に盛った「すもじ」に、心が華やぐ黄色い錦糸卵をたっぷりとちらすのは、「お祝いしたい、もてなしたい」という気持ちの表れでしょう。全国にはさまざまなちらしずしがありますが、「すもじ」に欠かせないのは、かまぼことさつま揚げ。いかにも海に囲まれた土地らしいものですが、その旨味と甘みが「すもじ」をおいしくしてくれるのです。
家族団らんの食文化を残したい
「たけのこが出る時期になると、『子どもが帰って来るから』『孫の運動会のために作らなきゃ』『あなたのところのかまぼこで作らないとおいしくならない』などと、たくさんの人がかまぼこの切れ端を買いに来られる。その顔がみんな幸せそうで」とは、かまぼこ・さつま揚げの老舗・植山かまぼこ屋の社長。「家族団らんを生む、地域の食文化を残したい」という思いを募らせ、手軽に「すもじ」をつくれる「薩摩すもじの素」を開発しました。
伝統のかまぼこ・さつま揚げが味の決め手
植山かまぼこ屋では、春になるとたけのこの名産地・鹿児島県宮之城から掘りたてのたけのこを大量に取り寄せ。手作業で皮をむき、下茹でして真空パックに。県内産の土付きごぼうや霧島産しいたけ、自慢のかまぼこ・さつま揚げと合わせて「薩摩すもじの素」はつくられるのです。
植山かまぼこ屋のかまぼこ・さつま揚げは、洋上加工された複数の新鮮なすり身を使用。地酒・かつおだし・塩・砂糖を加え、石うすで練り上げる職人技の伝統製法で、独特のぷりぷりの食感を持つおいしさです。
それらの材料を細かく刻んで煮た「薩摩すもじの素」は、ザラメと薄口しょうゆだけのシンプルな味付け。近所の方たちに何度も試食してもらい「うん、この味だ!」と太鼓判をもらったという、ほんのり甘くてやさしい地元の味です。
混ぜ合わせるだけで家庭の味に
「薩摩すもじの素」の使い方は簡単です。2〜3合分の炊きたてご飯に、「薩摩すもじの素」と好みの合わせ酢を加えて混ぜるだけ。「すもじ」にするだけでなく混ぜご飯にしたり、ゆで野菜や豆腐などと和えるのもおすすめ。家庭料理のレパートリーが広がりそうです。
植山かまぼこ屋
大正14年に創業し、鹿児島県霧島市国分に店を構えるかまぼこ店。漁師の網元から発展し、代々魚を扱ってきた老舗で昔ながらの製法を守る、かまぼこ・さつま揚げ屋さんとして信頼を集めています。独特の製法は、ごく新鮮なすり身を擦ったあと、あえてひと晩寝かして熟成させ魚の旨味を引き出す手法。昭和29年から使い続ける石うすで練り上げることで魚肉タンパクの繊維を断ち切らず、ぷりぷりの食感を作り上げます。
伝統だけでなくトレンドにも敏感で「家族みんなが喜ぶことや地域を大切にしたい」と新商品開発のほか、商店街の昔の地図や写真を展示するなどして地域を盛り上げ。コロナ禍では、様々な店舗の商品を売る「自販機商店街」を作って話題に。行列ができるほどの人気となりました。
商品詳細情報
- 配送方法
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こちらの商品は冷蔵便でお届けします。
- 名称
- ばら寿司の素
- 原材料名
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かまぼこ・さつま揚げ・ごぼう・たけのこ・しいたけ・ざらめ・食塩・調味料(アミノ酸等)
※原産地:魚肉すり身(北海道)・野菜類(霧島市)
※アレルギー品目:小麦・卵 使用 - 内容量
- 200g
- 賞味期限
- 商品ラベルに記載
- 保存方法
- 要冷蔵10℃以下
- 製造者
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(有)植山かまぼこ屋(代表:植山吉将)
鹿児島県霧島市隼人町真孝770